——予備校時代の小さな出来事が、30余年後の私を癒してくれた話
まさか現在のセックスレスに繋がっていたとは…
一昨日、不思議な体験をしました。
山本芽生ちゃんの商品作りセミナー受講後、私は拗ねちらかしていたお局時代から、40歳で性別を超えて結婚(LGBT婚)ができた経験をもとに、何か婚活女子の力になれるかもしれないと思い、過去の恋愛にまつわる出来事を棚卸しし始めました。
すると忘れていたはずの“ある人”の記憶が急に蘇り、胸の奥で何か大きなものがほどけていきました。
その人は、高校時代の先輩。
全く話したこともなく「いるな-」くらい。当時の私は「人気のあるイケメン」が大好き。
だから全く目立っていなかったその先輩は、私にとって“眼中にない人”でした。
どうやら高校の頃から私に思いを寄せてくれていたみたいで、私が高校卒業間近~予備校に通い始めてという数か月のスパンに渡り、今思えば根気強く徐々に距離を摘めて来ようとしてくれていたのだなと思います。
私が予備校に通うバスの路線と、先輩の大学の通学路が同じだったようで、バスの車中の私の様子から私が疲れているようだったら声をかけず、余裕がある時だけ話しかけてくれるということをしてくれていました。
でも当時の私は、人として関わろうとすらしていませんでした💦
■ 受け取れなかった多くのものに、ようやく気づけた瞬間
今になって振り返ると、当時の私は多くのフィルターに支配されていました。
- イケメンじゃないとダメ
- 目立つ人じゃないとダメ
- 3高じゃないとダメ
相手の“人”を見る前に、条件でジャッジする減点方式。
「あ、当てはまらないから無し」「逆に迷惑なんですけど」
そんなふうにしか見れなかったんです。
でも一昨日、深い部分まで俯瞰して記憶を辿っていたとき、
突然“洞察”が降りてきて、私の中の鎧が完全に外れました。
「あぁ…なんてことしてたんだ…」
気づきと共に、私は公園でウォーキングをしながら号泣していました。。。
潜在意識って、本当は全部わかっているんですよね。
自分がやらかしてきたことを。
そして“誠実な自分”は、その態度を許していなかった。
当時の自分を許さないままだと、同じ現象を引き寄せたり、
人生の流れに微妙な歪みが生じたりする。
自分の一部を否定しているから、加速したい時に足かせになるんです。
今思うと、その先輩は私の志望校(かなり偏差値が高い大学)を知っていたからか、
その後誰もが知る名門大学に編入しているんですよね。
テニス部で、顔立ちも端正だったのに…努力の方向性といい、本当に素敵な人だったなと思うのですが、あの時の私は、まったく見ようとさえしていなかった。
数回話しかけてくれたあとに
「こういうの迷惑ですか?」
と聞かれ、
「はい」
となんの躊躇もなく答えた私──もう“バカ野郎”としか言いようがない(笑)
■ 未完了の時間が閉じるとき、女性性が目を覚ます
そして驚いたのは、記憶を思い出した直後に起きた“身体の反応”。
なぜか性欲が強く湧き上がってきたんです。
罪悪感も、戸惑いもない。
ただ、純粋で力強い生命力。
下腹部からじわじわと熱が満ちていくような感覚でした。
これは欲望が暴走したのではなく、
長い間、押し込めていた女性性が解放され始めたサイン。
安心や愛を受け取れるようになった時、
最も反応するのが“性的エネルギー”なんですよね。
それは浄化というより、再誕に近い感覚。
心と身体が同時に開くと、こういう反応になるんだと実感し「私、次のステージへ変容したかも」と
感じました。
■ なぜか、彼と付き合った未来を想像してしまった
思い出したあと、私はつい“先輩と付き合った未来”を妄想していました。
しかも、性的なイメージが強めで。
でもこれは未練でも後悔でもなく、
当時受け取れなかった「安全な男性性」を、今の私が味わい直しているだけ。
「この先輩との人生もあったかもしれない」
そんな感覚がふっと浮かんで、でも不思議と腑に落ちていた。
パラレルワールドを認識できたというか、その世界線の自分も感じ切れて認めてあげたとでもいうのでしょうか。
そして一番驚いたのは…
妄想の中の先輩と、今の夫が
驚くほど似た要素を持っていたこと。
- へこたれない
- 忍耐強い
- 見守る
- 誠実
- 温かい
私が求めていた“男性性の原型”。
それは先輩も持っていて、今の夫も持っている。
「当時は受け取れなかった」という言葉の意味が、
今回ほど腑に落ちたことはありません。
■ 過去の男性を思い出したのに、なぜ夫が浮かぶのか?
これは自分でも意外でした。
でも深いところで見ていくと、そこには美しい真実がありました。
過去の男性が象徴していた愛のエッセンスを再評価したことで、
そのエネルギーが“夫の中にもある”と気づける状態になった。
もっと言うと、
まるで夫が過去の先輩の“役割を引き受けて”
目の前に現れてくれているような感覚。
(スピっぽいけど、こういうことは本当にある。)
つまりこれは、
夫との関係が次のステージに入る前の準備プロセス。
性のエネルギーが戻ったのも、
女性性が“夫に向かって”開こうとしている印でした。
すべて自然で、全部が整っていた。
■ 過去の自分に手を差し伸べ、未来の私が軽くなる
今回の体験をまとめるなら、
「未完了だった恋愛のエネルギーが、感謝で静かに終わった日。」
悲しみでも、後悔でもなく、
ただ「感謝」で終われた。
だからこそ心は軽く、身体は温かく、
女性性はゆっくり開いていった。
これは浮気心でも罪でもなく、
心と身体の統合プロセスとして極めて自然な動き。
むしろ、“愛が成熟したからこそ起きた”現象でした。
■ 今の私から、当時の先輩へ、そして夫へ
30年以上前、
私はまったく受け取れなかった愛があった。
その愛はずっと宙に浮いたままだったけれど、
ようやく私のもとへ戻ってきた。
その瞬間、
女性性が目を覚まし、
エネルギーの解放が始まった。
静かでやさしい癒しのプロセス。
こんな形で訪れるなんて想像もしなかった。
そして今──
長年「疲れ」を理由に断り続けていたレス生活も、ゆっくりと終わっていきそうです。
これが今回の一番のギフトでした。
それから、私がこういう大きな解放をすると、夫にも変化が起きているんです。
さっき夫からその話を聞いて、めっちゃハッピーになりました❤夫とは本当に二人三脚で人生を進めているのだなと感じます。
■ 最後に
こんなふうに、長い時間をかけてでも “本来の自分” が取り戻されていく瞬間は誰にでも訪れます。
だからどうか、自分の内側で起きている変化を怖がらずにいてください。
あなたにも必ず、心と身体がそっと味方をしてくれる日がやってきます🍀

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