最近続けているノート習慣
最近、山本芽生ちゃんがおすすめしている
「0秒思考」や、ただ頭に浮かんだことをそのまま書き出していく
ジャーナルを毎日の習慣にしています。
芽生ちゃん自身、起業初期に
嫌だなと思ったことなどを
20枚分くらい一気に書いていたと聞いて、
「これはちゃんと時間を取ってやろう」と決めました。
正解も、ポジティブもいらない。
ただ、内側にあるものを、外に出す時間。
日常の些細な出来事が引き金になった感情
一昨日、自転車で信号待ちをしていた時のこと。
私のパーソナルスペースを越えて、
かなり至近距離で止まってきた人がいました。
それだけの出来事なのに、
その瞬間、強い嫌悪感が湧き上がったんです。
そして翌朝、
その感覚をノートに書き出してみることにしました。
ノートに書き出して見えてきた「本当の理由」
書いて、書いて、書いていくうちに、
だんだんと輪郭がはっきりしてきました。
私は
「スペースを侵された」
と感じていた。
それはつまり、
「私はどうでもいい存在として扱われた」
「私の存在が無視された」
「存在自体を否定されたように感じた」
そんな感覚を、
あの一瞬で受け取っていたんだと気づいたのです。
だから、あんなにも嫌悪感が湧いた。
理由がわかった瞬間、
心がスッ…と静かになりました。
視点が変わった瞬間、身体に起きた変化
そこから自然な流れで多観点化が始まりました。
・その人は電動自転車で
・小さい子を抱えるお母さんかもしれない
・急いでいて、周囲を見る余裕がなかっただけかもしれない
ただ、
「自転車が近くに止まった」
本当に、それだけの事象。
そこに
「軽んじられた」
「否定された」
というストーリーを乗せていたのは、
完全にマインドだった。
身体がその理解に追いついた瞬間、
一気に涙が溢れてきました。
号泣でした。
感情解放は特別な出来事じゃなくていい
朝から、
何か大きな事件が起きたわけでもない。
ただの信号待ち。
よくある日常のワンシーン。
それでも、
ノートに書き出して、
感じ切って、
視点が変わっただけで、
ここまで深い感情解放が起きる。
終わったあとは、
驚くほどスッキリして、
静かな朝がそこにありました。
感情は、感じ切ると静けさに還る
感情は、
押さえ込まなくていい。
正当化しなくてもいい。
ポジティブに変換しなくてもいい。
ただ、
「なぜ私はそう感じたのか」
を、自分に聞いてあげるだけでいい。
マインドが作った物語に気づいた時、
身体はちゃんと安心して、
静けさへと戻っていく。
ほんの3分、自分のためにノートを開いてみて
もし今日、
ちょっとしたイライラや
言葉にできないモヤっとがあったなら、
それは「ダメな自分」じゃなくて、
ちゃんと感じている証拠かもしれません。
立派な理由も、深い気づきも、いりません。
ノートを開いて、
思いついた言葉をそのまま書くだけでいい。
「こんなことで?」と思うような出来事ほど、
実は大きな安心や解放につながっていることもあります。
たった数分でも、
自分の内側に耳を傾けてあげる時間は、
ちゃんとあなたを守り、整えてくれます。
今日じゃなくても大丈夫。
でも、ふと思い出したら——
そのときが、あなたのタイミング。
静かに、やさしく、
ノートを開く一歩を踏み出してみてください。

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